① はじめに
「真鯛を釣ってみたい」
「船釣りってどうすればいい?」
そんな方向けに、私の実体験をもとに「真鯛釣りの始め方」を解説します。
② 上越沖の特徴とシーズン
新潟県の上越市あたりの遊漁船は年中真鯛便があります。
・上越沖は遠浅の海なので、沖に出ても水深120m~150m程度
(そこから先はぐっと深くなります)
・直江津港から出る船は、柿崎沖、直江津沖、有間川沖で釣りをするパターンが多く、
時期によって釣れる場所が違います
・年中真鯛を狙うことができますが、
〇 3月:プレ乗っ込み(最近はコマセ(オキアミ)に反応しないことも)
◎ 4月~6月:乗っ込み(産卵で浅場に真鯛が集まる、大真鯛、数釣りともに◎)
△ 7月:産卵が終わり、体力回復のため、一旦釣果が落ちる
(ただ2025年は7月に結構釣れている:ただ暑いためか人がいない)
・日本有数の大きな真鯛が釣れる地域でもあり、乗っ込みでは関東からもお客さんが集まる
(ここ数年は8キロ以上の大きな真鯛が釣れなくなりつつある)
・乗っ込み真鯛や大きな真鯛は正直食味は落ちます。
水っぽいので、昆布締めや鯛しゃぶにするなどの工夫が必要。
冬場の真鯛は、潮汁にしても油が浮くくらい油が乗っている。
③ フカセ釣り(コマセ真鯛)とは?ざっくり解説
真鯛釣りはいろんな方法があります。
上越沖も数十年前は胴付きで釣っていたそうですが、
最近はフカセ釣り(コマセ真鯛とも)が主流です。
ここ1~2年でタイラバもかなり流行中らしい。
ここでは、主流のフカセ釣りについて解説します。
図 作成中
簡単な仕掛け説明ですが、
天秤にビシ80号を付け、そこから12mほどの仕掛けがあります。
(ビシ:オキアミを入れるための籠)
(オキアミ:魚を寄せる餌、エビの形をしているがプランクトン)
仕掛けをふかせる(仕掛けが張らずに弛んだ状態)釣り方なので、フカセ釣りといいます。
また、コマセを撒いて真鯛を釣るので、コマセ真鯛とも言います。
④ 初心者におすすめのタックル
初心者であれば、基本船のレンタルタックルで大丈夫です。
しかし、これから続けていくのであれば、私のタックルを例に紹介します。
-
竿:80号のビシが背負える竿(ムーチング:竿の真ん中から曲がる竿)
〇 ダイワ リーディング H220 2010年のモデル(中古なら1万円くらい)
〇 クーラー シマノ スペーザリミテッド35リットル
キャスターもあり、十分な広さもあり、保冷力〇 真鯛10枚は入る
〇 ライフジャケット 着るように着用するタイプ、寝るときに邪魔にならない
〇 収納 ドカット D-4700 このくらいの大きさが便利、座れる、収納力〇
〇 竿受け ダイワ ライトホルダー 90CH 真鯛であればこのくらいで十分
⑤ 上越沖の乗合船の選び方
船釣り初心者であれば、初心者パックがある船を選んだほうが無難です。
初心者パック:竿、リール、仕掛け、氷、貸クーラー、竿受けなどオールインパック
初心者パックであれば、船長も目を配ってくれますし、手ぶらで釣行できます。
まず、
1 船宿に電話もしくはオンラインで予約し、
2 前日に「明日出船するのか?」の確認を入れ、
3 当日、出船時間に間にあうようにいきましょう。
⑦ まとめ
こうして記事にすると、結構準備が必要なんだと再確認しました。
船釣り初めてだとすべて揃えるのは大変ですので、
まずはクーラーとライフジャケットあたりから始めていくといいかもしれません。
また、各道具のインプレなども記事にします。
参考になれば幸いです。
0 件のコメント:
コメントを投稿